DV対策法
離婚を考えておられる方の中には、DV(ドメスティックバイオレンス)で困っている方もいらっしゃると思います。
赤の他人からの暴力であれば、毅然とした対応ができる人であっても、配偶者からの暴力では、抵抗できなくなってしまうことがあるようです。
(四六時中暴力を続けているという配偶者はいないので、改心してくれるのではないか、自分が我慢すればよいことではないか、といった気持ち・考えで、同じ関係が続いてしまうのかもしれません。)
でも、辛いという気持ちがあるのであれば、我慢を続けるのではなく、客観的に考えることのできる状況にすることが必要だと思います。
(自分だけで対応するのではなく、専門の第三者の考えを聴いてみましょう。)
ですので、行政機関に相談して、助けを求めることをお勧めします。
ところで、DVに対してはDV対策法というものがありますが、正式名称をご存じない方もいらっしゃると思います。
「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」を、通称DV対策法といっているのです。
DV対策法は、配偶者からの暴力で困っている方のための法律なのですから、有効に活用してください。
(法律に基づいて配偶者暴力相談支援センターも、各地に設けられています。)