相談できていますか?
協議離婚は夫婦二人の話し合いで決めるものです。
ですので、二人とも十分に話し合うことができたと感じるぐらいが理想と考えますが、話し合いに不満の残ったまま離婚届を提出したという方もいらっしゃると思います。
二人の話し合いが苦労なのは、仲の悪い者を相手にしているので本音をさらけ出すのが難しい、ということではないでしょうか。
(本当のことを言うと、いきりたつ方も珍しくありませんから。)
協議離婚の話し合いは感情的対立を避けるために、合理的・効率的に発言すべきと考えますので、話し合いの前に話題の準備をきちんと済ませておくことをお勧めします。
(要点を述べられるようにしておく、という意味です。)
さて、事前の準備では冷静に客観的に考えをまとめたいところですが、離婚を考えている最中は平常心ではないときもあり、最良の結論を導き出すことが難しい場合もあるでしょう。
そんなときには、独りだけで何とかしようとせずに、第三者に相談されることをお勧めします。
第三者であれば本音も言えますし、回答を普段の気持ちで聴くことができるでしょう。
(自分の間違いに気付いたり、気持ちを落ち着かせる効果も期待できると考えます。)
もちろん、身近な第三者で離婚についての相談相手にふさわしい人が見つからない場合には、専門家といわれる人を選ぶべきでしょう。