合意分割

合意分割を、もう少し詳しくご説明します。

年金分割では、婚姻期間中の標準報酬月額(月給)と標準賞与額(ボーナス)に再評価率を掛けた合計額が、分割の対象となります。(合計額のことを、ここでは標準報酬総額と表現することとします。)

分割の割合のことを按分割合といいますが、ここで注意したいのは、夫婦どちらか一方が最大で1/2になるという意味ではないことです。

分割の計算式は、以下のようになっています。

(夫の標準報酬総額+妻の標準報酬総額)×按分割合

ですので、按分割合を1/2とした場合の計算式は、

(夫の標準報酬総額+妻の標準報酬総額)×1/2

となります。

つまり、夫と妻の標準報酬総額を合計したものが、分割の対象となっているのです。

会社員である夫と専業主婦の場合

婚姻期間中、夫は国民年金の第2号被保険者、妻は第3号被保険者であった場合です。

夫の標準報酬総額を、2億円とします。(妻はずっと第3号被保険者であったとして、0円とします。)
夫婦が按分割合を1/2で合意したとすると、

(2億円+0円)×1/2=1億円

となります。

夫婦とも会社員だった場合

婚姻期間中共働きで、夫婦とも国民年金の第2号被保険者であった場合です。

夫の標準報酬総額を2億円、妻の標準報酬総額を1億円とします。
夫婦が按分割合を1/2で合意したとすると、

(2億円+1億円)×1/2=1億5千万円

となります。

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